雑学クイズ

山中教授の転機

山中伸弥教授は1992年、外科医から研究員に転身し、アメリカへ渡った。
ある日研究所の所長が山中に、こう問うたのである。「君のビジョンは何だね。」
山中はこう答えた「ビジョン…いい論文を書くためであり、いい職に就くためです」そう言うと所長は
「それはビジョンじゃない。君はなぜアメリカまで来たんだい？」その言葉にハッとした山中は、
5年前、C型肝炎で亡くした父親のことを思い出しました。
「そうだ！私は、今の技術では救えない患者を救うためにここへ来たのだった！」
「忙しさに紛れてそれを忘れていた…」
その後20年間万能細胞「iPS」を研究し、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

新薬を開発できる確率は…1/30,000！
アメリカファイザー製薬が費やす、新薬開発費用は年間9,000億円にものぼる。
それは年間売り上げの15％を占める計算になる。（自動車業界は4％）
①タミフル：インフルエンザウイルスに効く抗生剤。1日2回の投薬を5日間続ける。
日本では、スイスのロシュー社グループの傘下である、中外製薬が製造輸入販売元。
②ゾフルーザ：A型、B型インフルエンザウイルス感染症の治療薬で、日本の塩野義製薬が開発、承認された。
③ヒュミラ：リウマチの治療薬。ドイツで開発製造され、日本ではエーザイが輸入販売元である。